地面 ここで粘れる、 少し粘れるってね

地面を想像すると粘れる気がするんです、もう少し

しっ 静かに

小学校で しっ 静かにと、 先生からよく注意された 一時的な出来事だったが、 小学校を卒業したら 私の内心から しっ 静かに と常に命令されるようになった さらに 周囲に自身の存在を気づかれないようにと、 人に近づく時は、息を止めるようにと、 不思議な…

心が悲しまされる限りその人の在り方は正しいとは言えない

憐れみとは、人が自分自身の外へ出て、 同胞の窮地へと赴き、それによって自分の心を悲しませることにほかならない なるほど ここまでは普通ですが、ここから先が 見出し部分の中世異教徒の言葉 心が悲しまされる限りその人の在り方は「正しい」とは言えない…

スケジュール管理は未来を狭める?

スケジュール管理を的確にされている 知人が羨ましかった 私は、生理的にスケジュール管理は苦痛で、 受け付けなかった 自分の将来の自由を拘束し、 未来の選択肢を奪うもの、狭めるものと 根拠なく決めつけいた 一コマ、一コマ、スケジュールを検討し 決め…

父の戦争

父は、日中戦争で大陸に渡り、二等兵で中国各地を行軍。飢えて村の食糧を奪ったことがあったという。 行軍に病気で、ついていけなくなった時、手榴弾で自害する兵もいて、父もお腹が痛くなり、行軍についていけなくなったことがあったが、友に励まされ、行軍…

表札のない家

昼間、犬の散歩中、戸建てのマイホームが立ち並ぶ一画を眺めると、人気がなく、表札がない(はがされている?)数件の家が気になった 数年前は、家人の声が賑やかに響いていたろうに 今は、草がのび、窓は閉め切って、風通しもなく、室内の痛みが激しいのでは …

果てしない神への弁明

公共の場で 拒否され、弾(はじ)かれ 面子を潰(つぶ)された時など 私の身体は、 目は虚(うつろ)い 胸は圧され 喉はヒリヒリと 表情は能面(のうめん)と化し 胃の襞(ひだ)は痛み metamorphose(変容)していた 気分は 悔恨がふくらみ、蠢(うごめ)き 漆黒(しっこく…

ウチマに入れるか

剣やボクシングで戦う時 剣や腕のreachが届きそうな間(距離)を 打ち間=ウチマとする 相手を打てる距離(時)は 逆に相手から自分も打たれる距離(時)だと 自分が安全な所にいては、相手を攻撃する ことはできないと 教わった さて 野球のピッチャーとバッターと…

同棲愛のその後

今、同性愛は制度的問題として 注目されているが 私は どのような愛であれ 始まった愛のその後の同居、同棲生活のほうが 気になる 同棲者が相手に抱く想いは様々だとして 当初の高まった愛の感情や欲動が cool downし 同性愛、異性愛を問わず 時の経過ととも…

余計なことを考える病気

彼(私)は 余計なこと、特に仕事上の不安な事柄、他者の悪感情等を拾い集めてくるのが得意だ 彼(私)は 留金の外れた想像力(余計なこと、他者の感情 への忖度等)を持て余している 溢れる想像力を堰き止める力がない 他者の想い(と自分が想像している思い込み)…

時間ケチ

○月曜日の朝、目覚めた瞬間に気持ちよく起きることができない 外に出て行き社会の噴流を浴びたくない 資本主義の噴流に晒された 自身の醜態を感じたくない ○知人との約束時間に1時間も早く到着する ことはしない 知人等に貴重な時間を贈与することが嫌 =ケ…

実現してしまったとんでもない平等

日本の資本主義社会が 意識世界において実現してしまった 人間の平等、対等 という 当たり前だが、恐ろしい真実に 気がついていない人が ハラスメントや対人暴力、虐待等を引きおこすおそれがあると思う 子どもと親、男と女、若い人と高齢者 先生と生徒、社…

専業主婦の栄光と資本主義

死語になりつつある専業主婦という言葉 かっては、 子どもたちの寂しさに寄り添い 家庭の隙間を埋めてくれた 今も生き、耐えている言葉なのか (別に主婦でなくても主夫でもいいが) 昼下がり、我が子たちと 軒端や階段、公園で遊んで 近隣主婦と夫の悪口など…

二つの魔物

地上に投げ出された無垢な心に 二つの魔物が待ち構えていたそうな 一つ目は親の愛だよ 親に依存している乳児に許されていることは 親の愛に翻弄されても しがみつくことしかないよね 後日 それが、親への愛着後遺症となり 自身にまとわりつくことになるとは…

ネコは退屈か?

犬と比較して、 ネコは自足、自律している? 敢えて人間の関心を惹こうとしない? 我が道を行く? 日向ぼっこして満足? 逆に、我が家の犬は、 人間が相手しないと退屈そう 家人が不在の時はどうしているのだろう と心配 そして 私たち人間は 退屈な時に耐え…

動画に負けない!②

私の好みに過ぎないが、女性の低音voiceは 魅力的だ 沁みわたる低音の美しさ、声の艶に 聴覚が反応する そもそも声は、その人の個性そのもの AIが模倣しているが・・・ さらに、しゃべり方、口調は、 耳の底に、しっかり残り、 へんな話し、その人が亡くなっ…

言葉は身体をとらえることができるか②

五輪書では 後方の「左足で相手の剣を踏みつける」 とされ、アレっですね 剣道は、 右足前、左足後方の右自然体です 「後方の左足で相手の剣を踏む」ことはできない道理ですが、ここが武蔵独自の言回しです 五輪書は、身体動作について触れながら、必ず、相…

気分の森

怒り、不安、恥、パニック、絶望、退屈、窮屈、焦燥、高揚、笑い、熱中、などを気分という枠組で捉え、何らかの法が見つけられないか探してみた (気分の底) 本人も気づかない 気づこうとしない、気づきたくない 欲動 格好つけたがる理想に包(くる)まれた自己…

動画に負けない!

「はるかぜ〜抄」 中原中也 ①家が建つ①家が建つ ②僕の家ではない③けれど この詩の一節は、誰にとっても「僕の家ではないが、家がどんどん建つ」くらいの「意味」だと思います。私には、社会から脱落しつつある自分を憐れみ、皮肉っているように感じられます…

プレイヤーとして山に入る

一人山に入る 一人しか参加できないゲームだ 二人以上だと会話が弾んで、足元への注意が疎かになる ゲームに支障がでてしまう 300メートルにも満たない低山 あえて脇道、獣道らしき道を選び、縦走し、里に帰ってくるのがルールだ 誰かが親切にテープを巻いて…

母の子宮にいた頃

病で父が安定したサラーリーマンの職を失った時、母が私を受胎した。身ごもった当時の母にとって、先の見えない出産、子育てへの得体の知れない不安は大きかったろう。その時、子宮にいた私へ、母の不安のメッセージはどう伝わったか?胎児である私は、母の…

長い休日と恐怖

mentalの弱い人は長い休日が嫌いだという。僕の解釈では、長い休日は、ルーティンが崩れ、無残で貧弱な自己自身に直面する時間が多いので、きついのではないか。反対に平日は、仕事や何かの用事がルーティンとして適度に入り、忙しさに紛れ、貧弱、貧相な自…

tabooの由来

何かを話そうとした時、口籠る 特に、話すことが恥ずかしいと思う時、特に性にまつわること、その禁止、雁字搦め、ためらいはどこから来るのか、不思議だ、誰がその法を定めたのだろう、フロイドは偉い。

逡巡(しゅんじゅん)派

誰しも、人生の選択の節目で逡巡する時間がある。私も「見る前に飛べ」とか「人並のことは全てやれ」とかいう、やや乱暴な言葉に背中を推されるように就職や結婚の門を突破し、家族をなした。 ところが自称、逡巡派のくせに、周囲から賢い人、善人との視線を…

解体屋

年齢を増し、積み重ねてきたものがあるはずだという自負と、いや、今の時代に無意識に適応しようと日々戦っている(と思われる)若い世代からは取り残されているのではとの不安の狭間で、身につけた、馴染んだ固定観念を崩さなければという解体屋の焦りが巡る。

噂に弱い

面と向かった非難の声であればよいが、陰で、少し聴こえる程度の私に関するヒソヒソ話に磁力のように引き寄せられ、あがらう術を知らない身体全体が耳と化す。噂は強力で私は敗北する。

転倒防止

高齢者の転倒骨折は、死亡原因の上位を占める。 五輪書水の巻に、足遣いについて、足の指を浮かし気味に歩くとよいと指摘され、私は実践している。裸足では、滑らないように床をつかむような指遣いではなく、軽く指を反らし気味にすると、床と足裏との接着面…

言葉は身体をとらえることができるか

視線、目付は無意識のうちに俯いているので、遠くを見よう、左右、背後、ドローンになったつもりで俯瞰しようと意識している。視線が変わると、姿勢も変わる。また、視線が一点に集中すると、固着し、周囲と隔絶してしまう。自由な視線、目付が努力目標。

自己の発見

今週のお題「2024年にやりたいこと」 自分がふと嫌だなと思ったことを、1ミリでもいいから前に進めること。例えば、いきなりチョット知ってる人に出くわした時に、避けようとせず、構えず、自然に接すること。何となく興味が湧かない、つまらない、不安な圧…