地面 ここで粘れる、 少し粘れるってね

地面を想像すると粘れる気がするんです、もう少し

気分の森

怒り、不安、恥、パニック、絶望、退屈、窮屈、焦燥、高揚、笑い、熱中、などを気分という枠組で捉え、何らかの法が見つけられないか探してみた

 

(気分の底)

本人も気づかない

 

気づこうとしない、気づきたくない

 

欲動

 

格好つけたがる理想に包(くる)まれた自己から見たら、歪んで、繊細で、嫉妬深く、傷つきやすく、醜いと見なされる欲動

 

が潜んでいる

 

理想に包(くる)まれた自己は、自身のあるがままの欲動を受け入れられず、むしろ、隠ぺいしようと暗躍する

 

隠ぺいがタブーtabooの源ではないか

そしてあるがままの欲動は

tabooによって雁字搦めとなり、自己にとって

正体不明に陥る

 

tabooを脇において、あるがままの欲動を際立たせ、見つめる作業

 

(気分を書くこと)

気分のイメージを捉え、文章に書いてみた

 

指や文字を使って文章に書いた気分のイメージが、脳や内蔵に刻まれた

 

そして気分が、欲動やtabooなどから、構成されていることを知った

 

気分は常に新しく感じる

しかし、時間が経過すると何事もなかったかのように消失する

そして、類似気分が、再び頭を擡げる

 

書くことで、自身の気分イメージが再現しやすくなった

 

強固に反復する自身の気分が理解され、見通しを持てるようになると、心に余裕が生まれた

 

ある時、誰かに嫉妬している自身がいた

欲動は変わらない

変える必要がない

自身の欲動を黙って受容し、見つめると、暫くして欲動は消失する

 

ただ、理想に包(くる)まれた自己が、罪のない欲動そのものを躍起になって糾弾する

 

(気分の位置)

a社会・公・仕事

 ブログを書くことも、どこかで社会につながりたいという欲動の表れ

 社会 (周囲)から発せられる期待又は悪意に翻弄されて

 

b特定の誰かへの想い

受け売りですが、唐突に万葉集から

 「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見 ずや君が袖振る」

 野守から見られて恥ずかしいが、僕に手を振っている君の仕草がかわいい、と感じる想い、感情の不変性

 

この人にこんなことを聴いていいのか、まずいのではという、taboo

 

c理想に包まれた自己とあるがままの自身との齟齬

母の子宮で泳いでいた時代から続いている、あるがままの自身の欲動を変化させる努力は、そろそろ諦めて、社会で他人に迷惑をかけない範囲で、外化する

 

私が、親の介護のため、仕事を休んだ

 

 aとc 自己自身と仕事の間

 bとa 親への想いと仕事の間

 bとc 親への想いと自己自身の間

 

さらに

 

   d 現在と未知との間

 

年齢を重ねる、未知への抵抗が増す

未知へ向かう気分の法を明らかにできれば、実践的だ

 

 それぞれの<間>を往来し、気分が発生する

 

気分がどこの<間>で、生じているかが、分かれば、沈着への糸口をつかむことができるかもしれない

 

一挙に危機が襲ってきても、abcdと、発生点を分離できれば耐えられるかもしれない

 

(気分の移りゆき、その後)

個人は、停滞を嫌う社会に飲み込まれ、気分の移りゆきを強要される

 

そして、どこへ気分が移りゆくのがいいのか、迷い、悩む

 

気分は後追いするしか、すべがない

 

後追いするにしても、気分のその後がはっきりしないと、気分の後始末はできない

 

私にとって、その後は明確だ

 

そこは、

賢くなく、善でもない場所

中途半端で、ドラマもない場所

愚に近く、凡庸な場所

に違いない

 

当然、賢い人ほど、その場所を避けたがる

 

その場所は、明確であっても、到達することは難しい

 

気分の森で、道標を見つけたい