地面 ここで粘れる、 少し粘れるってね

地面を想像すると粘れる気がするんです、もう少し

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

動画に負けない!

「はるかぜ〜抄」 中原中也 ①家が建つ①家が建つ ②僕の家ではない③けれど この詩の一節は、誰にとっても「僕の家ではないが、家がどんどん建つ」くらいの「意味」だと思います。私には、社会から脱落しつつある自分を憐れみ、皮肉っているように感じられます…

プレイヤーとして山に入る

一人山に入る 一人しか参加できないゲームだ 二人以上だと会話が弾んで、足元への注意が疎かになる ゲームに支障がでてしまう 300メートルにも満たない低山 あえて脇道、獣道らしき道を選び、縦走し、里に帰ってくるのがルールだ 誰かが親切にテープを巻いて…

母の子宮にいた頃

病で父が安定したサラーリーマンの職を失った時、母が私を受胎した。身ごもった当時の母にとって、先の見えない出産、子育てへの得体の知れない不安は大きかったろう。その時、子宮にいた私へ、母の不安のメッセージはどう伝わったか?胎児である私は、母の…

長い休日と恐怖

mentalの弱い人は長い休日が嫌いだという。僕の解釈では、長い休日は、ルーティンが崩れ、無残で貧弱な自己自身に直面する時間が多いので、きついのではないか。反対に平日は、仕事や何かの用事がルーティンとして適度に入り、忙しさに紛れ、貧弱、貧相な自…

tabooの由来

何かを話そうとした時、口籠る 特に、話すことが恥ずかしいと思う時、特に性にまつわること、その禁止、雁字搦め、ためらいはどこから来るのか、不思議だ、誰がその法を定めたのだろう、フロイドは偉い。

逡巡(しゅんじゅん)派

誰しも、人生の選択の節目で逡巡する時間がある。私も「見る前に飛べ」とか「人並のことは全てやれ」とかいう、やや乱暴な言葉に背中を推されるように就職や結婚の門を突破し、家族をなした。 ところが自称、逡巡派のくせに、周囲から賢い人、善人との視線を…

解体屋

年齢を増し、積み重ねてきたものがあるはずだという自負と、いや、今の時代に無意識に適応しようと日々戦っている(と思われる)若い世代からは取り残されているのではとの不安の狭間で、身につけた、馴染んだ固定観念を崩さなければという解体屋の焦りが巡る。

噂に弱い

面と向かった非難の声であればよいが、陰で、少し聴こえる程度の私に関するヒソヒソ話に磁力のように引き寄せられ、あがらう術を知らない身体全体が耳と化す。噂は強力で私は敗北する。

転倒防止

高齢者の転倒骨折は、死亡原因の上位を占める。 五輪書水の巻に、足遣いについて、足の指を浮かし気味に歩くとよいと指摘され、私は実践している。裸足では、滑らないように床をつかむような指遣いではなく、軽く指を反らし気味にすると、床と足裏との接着面…

言葉は身体をとらえることができるか

視線、目付は無意識のうちに俯いているので、遠くを見よう、左右、背後、ドローンになったつもりで俯瞰しようと意識している。視線が変わると、姿勢も変わる。また、視線が一点に集中すると、固着し、周囲と隔絶してしまう。自由な視線、目付が努力目標。

自己の発見

今週のお題「2024年にやりたいこと」 自分がふと嫌だなと思ったことを、1ミリでもいいから前に進めること。例えば、いきなりチョット知ってる人に出くわした時に、避けようとせず、構えず、自然に接すること。何となく興味が湧かない、つまらない、不安な圧…